完済出来ない!?まさかのキャッシングの端数返済に気をつけて!
お金を借り入れるとき、10万9999円を希望します、なんて人はそうそう…いや、ほとんどいないと思います。キャッシング会社も、借り入れるお金の単位は万単位でお願いします、としているところがほとんどですから当たり前といったら当たり前なのですが…。
返済額も、1000円単位か10000円単位、大抵が後者の10000円単位で返済額を設定している人がほとんどでしょう。いずれもキリがよく、計算もしやすいですよね。しかし、知っていましたか?実はお金を借りていると1000円未満の端数が出てしまうんです。
端数を作る犯人は「金利」です。利息計算は日割りで行われるため、どうしても1000円未満の細かい端数が出てきてしまうんですね。この端数は、大抵「無利息端数」として利息が就くことはありませんが、返済方法によっては1000円未満の支払いを行うことが出来ないため、ずっと借りているままという扱いになってしまうんです!
自分では完済していたつもりでも、実は端数返済が終了していなくて借りたままだった、というケースは意外とあるようです。そのまま放っておくと後々クレジットカードを利用したり、別の消費者金融で借りようと思って審査をしてもらった時に悪い影響を与えかねません。
もしかして完済できてない?と不安になってしまったかもしれませんね。心配なときは、借入先のキャッシング会社に電話などで問い合わせてみるといいでしょう。今現在、端数が残っていることがわかっているのならば自分で返済してしまえば問題ありません。しかし、キャッシング会社によってはATMが1000円未満の小銭を受け付けていなかったり、お釣りがでないという場合があります。そのようなときは銀行振込を利用するといいでしょう。なかなか銀行にいくのは面倒くさいですが、端数返済を行わずずーっと借りっぱなし状態というのも気分がよくないですよね。インターネットバンキングを利用して返済できるキャッシング会社もありますので、可能であれば家から返済すれば銀行にわざわざいく負担も減ります。
ただ、端数をそのままにしておいてもいい場合もあります。それは、完済後に改めて借り入れる予定がある場合です。その際、端数分は新たに借り入れた額に追加して請求されますので、端数分も一緒に返済できるんです。とはいえ、新たに端数が出る場合もありますので、もう借り入れは行わない、という時にはしっかり端数まで返済しておく必要があるのは変わりません。
先ほども書きましたが、長期間お金を借り入れているという事実が残るのは、あまりいいものではありません。自分が完済したと思っていたのならなおさらです。不安な場合はきちんと確認して、スッキリさせたほうがいいですよ。